あんまん
娘に保育園に行くよと伝えた時に無言で皿の上にある食べかけのパンを指してドヤ顔をお届けするという無駄を省いたショートカットなコミュニケーションスキルに思わず「oh!」ってアメリカンなポーズで無言返しをしたくなるぼくですおはようございます。
息子氏はぼくのことがラブでして。
息子氏にとって、ぼく以上にラブな存在としてアンパンマンが君臨しています。
注記)下の写真の腹にいるやつ。顔じゃありません良く見るとうっすらわかると思う
そんなパン顔の息子くんはおしゃべりがとっても得意で色々話せるんですが、
パパだけはなぜか中々言えなかった。
でも最近、パパって徐々に言えるようになってきた。
のに、パパ通り越して「あんまん」て呼ばれるナウですチーン…
ほっかほかやでー
すごいスピードで通り過ぎてったからパパ。
もう通り過ぎる時の風圧で髪の毛が逆立つくらいあっ、寝ぐせ直さなきゃ。
おそらく、「アンパンマンが好きすぎて次点に位置するパパもアンパンマンの廉価版みたいに呼ぶことにした」か、パパを見るとすぐにアンパンマンを描けとぐずることから、「アンパンマンの絵を描けるマン→あんまん」となったかのどちらか。
あんまーん
今日もどこからか息子氏がパパを呼ぶ声がする。
あ、井村屋さんの工場内の声でしたかすんまっせん。
ちょ、なにぶんテンションだけで生きがちなもんでヘラヘラ。
喫緊の課題は、脱あんまんに向けてアンパンマンとの距離を縮められるか。
いったんアンパンマンに寄りきらないと息子のくちからパパ帰ってこないからきっと。
しかし、あらためて考えるにアンパンマンとあんまんの間に横たわる距離は結構なもの。
アンパンマンを両手でつかんで横からギュッとしたらアンマンになると思ったら大間違いです、「パン」こぼれ落ちないから。
やつはパンだ、イースト菌だ。
こっちはなんだ、いむら菌だきっと。
やつは欧米と和のコラボだグローバルだ。
こっちは中華と和だアジア圏だ。
やつは「マン」、スーパーマンとかと同じくくりの正義のヒーローだ必殺技もある。
こっちはまろやかですよーみたいな顔してしばしばエグいほどの火傷を放り込んでくる豹変する悪徳レスラーみたいな技が売りの食品だ。
…
むりコレェェエ!
アンパンマンとの距離感にあらためて絶望しつつも、人生であんまんと呼ばれる機会もそうそうないのであんまんとして生きたいと思います井村屋さんに足向けて寝れないわ全国にあるから足を空に向けて寝ないとバットマンみたいに。
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