タウラス
朝、玄関でバナナを持っている息子に保育園にはバナナ持っていけないからって言って連れ出そうとしたら、バナナ手放すくらいならと逆に階段登っていった息子にフィリピンとか台湾あたりから親善大使の称号もらえないかなと思ったぼくですおはようございます。
仕事がいそがしい→家族に会えない→写真の取れ高が悪いし、ネタもない
そう、聖闘士星矢の出番です。←
今日ぼくがご紹介したいのはこの方。
アルデバランさんです。
キラキラと輝く防具をつけています。
これはクロスと呼ばれる武具で、階級によってブロンズ→シルバー→ゴールドとなります。
つまり最高位。
いいぞアルデバラン!
失礼しました。つい私情が。
さてこの聖闘士星矢、当然ですが主人公は星矢くんです。
彼はブロンズです。
ゴールドのアルデバランの足元にも及ばない。
そんな星矢とアルデバランが対決するわけですが、ブロンズとゴールドという圧倒的な格差があるので、アルデバラン様はファイティングポーズをとらず、胸の前で腕を組んで突っ立っています。
かまえろという星矢にブロンズ相手ならこのポーズで十分だと言い返します。
なにを!と挑む星矢くんですがアルデバラン様の必殺技グレートホーンで吹き飛ばされます。
(グレートホーンなる技はチョップですチョップ。)
ちなみにゴールド聖闘士がどれくらい強いかと言いますと、ゴールド聖闘士は光の速さで攻撃できるのです。
1秒間に地球を7周半する速さです、ええ。
ダメですそっとしておいてください。
そんな高速チョップで吹っ飛ばされた星矢くんですが、頑張って立ち上がり再度向かっていきます。
主人公は大変ですね。
このあと5回もグレートホーンで吹き飛ばされます。
デカイおっさんがキラキラの服着て高速チョップしてきたら、ぼくだったらその不幸の重なり具合についつい人生あきらめたくなるところです。
しかし星矢くん、なんとグレートホーンの弱点を見破っていました。
グレートホーンの弱点、
それは、
腕を組ませないこと。
腕組みの際に、手をワキにはさんでそこから引き抜こうとすると、速度を持って腕が引き抜かれますよね。
ソレですソレ。
それで高速チョップを実現していたんです。
ファイティングポーズをとらなかったわけじゃないんです。
腕組みがアルデバランにとってのファイティングポーズだったんです。
ゴールド聖闘士のアルデバラン様ですが、ギリギリのところで光の速度を実現していたんです。
それで星矢が腕を組ませてくれないもんだから高速チョップが繰り出せずに負けを認めてしまいました。
だって腕を組ませてくれないんだもん!!
最高位のゴールド聖闘士なのに、見抜かれ方といい負け方といい一気に急降下したと感じたアナタ!
勘が鋭い。
ぜひゴールド聖闘士を目指してください。
このあと我らがアルデバラン様は「かませ犬」の称号を与えられてしまいます。
かませ犬とは、戦闘モノにおいて新たな敵が出てきた時にその敵の圧倒的な強さを視聴者に刷り込ませるためにビックリするほどあっさり負ける役目を与えられたキャラのことです。
ヤムチャが有名ですね。
さて我らがアルデバラン様。
次のポセイドン編で敵と対峙するも、笛を吹かれて負けてしまいます。
あんまりだ!!
いや、ちゃんと繰り出しましたよグレートホーン。
ワキの下からビュッと高速チョップをお見舞いしてやりました。
しかしケロッとしている敵を目にして
「バ、バカな。グレートホーンをくらって立っていられるとは、不死身かキサマ」
と、ブロンズの星矢くんが5発くらっても立ち上がってきたことをサラッと忘れて素敵なセリフを口にします。
その後のハーデス編では戦闘シーンすらカットされてアルデバランさんは負けてましたと吹き出しにされてしまいました。
あ、あんまりだ。
せめてこのブログの読者様は、ぼくと一緒にアルデバラン様を猛プッシュしていただきたい。
夜空で牡牛座を見つけたら、牡牛座の一等星アルデバランを見てグレートホーン!と叫んでくださいね。
ね!
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